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加速主義(かそくしゅぎ)とは資本主義に帰属する様々な課題を社会主義的な蓋然性から提示し解体するには、資本主義の体制を推し進めることであることを理念とした思想である。

加速主義の原点はウオーリック大学の教授、ニック・ランドとその学生による組織、サイバネティク・カルチャー・リサーチ・ユニット (CCRU)により90年代の後半にH.P.ラヴクラフト、ウィリアム・バロウズ、ジル・ドゥルーズのテキストをもとに体制に疑問を問いかける思考として形成された。2013年にニック・スルニチェクとアレックス・ウィリアムスの加速主義宣言のマニフェストにより思想として明確に具現化される。 のちに暗黒啓蒙というマニフェストをもとに新反動主義を信条とするニック・ランドとより社会主義を基調とするレイ・ブラシエ、マーク・フィッシャー、コドゥウォ・エシュンをはじめとする二つのグループに加速主義の思想は受け継がれる。 米国では2013年より大学教育機関である、ニューセンター・フォー・リサーチ・アンド・プラクティス (The New Centre of Research & Practice)の教授、レザ・ネガラスタニ、ジェイソン・アダムス、パトリシア・リード、松本良多、ニック・スルニチェックを中心にプラットフォーム・キャピタリズムの概念を基点におきテクノロジーとアートをまじえた視点により加速主義を考察している。同機関では加速主義の批評家であるベンジャミン・ノイ、オブジェクト指向存在論のグレアム・ハーマン、初期には右派加速主義者のニック・ランドも講師としてセミナーを教えていた。 加速主義の思想はマーク・フィッシャーによるニューウェーブの音楽評論をはじめ、松本良多のポストデジタル美術論、パトリシア・リードのゼノフェミニズム、ベンジャミン・ブラトンのプラネタリー・コンピュテーションさらにジャングル、テクノをはじめとするサブカルチャーにも影響をあたえている。

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